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空き家件数と統計推移

 

総務省の統計によると、平成25年度の日本全国の総住宅数は、6,063万戸。5年前に比べて305万戸、5.3%増加しています。

それに対して空き家の件数は5年前に比べて約60万戸増加して820万戸。総住宅数に占める割合である空き家率は13.1%から13.5%と上昇し、過去最高の水準に達しました。日本にある住居のおよそ7戸に1戸は、空き家であるという計算になります。

長期に渡って人が住んでいない、または住む見通しがない、いわゆる皆さんが想像する「空き家」この10年間でおよそ1.5倍になっている

 

◆管理不十分の空き家が与える影響◆

およそ7割は木造戸建です。そしてその内の25%については、腐朽・破損のあることが総務省の調査でわかっています。これらの空き家は、おそらく皆さんが「空き家」と聞いて想像する「朽ち果てた古い小屋」に近いイメージでしょう。

このような建物が周辺に与える影響は、防災性の低下、防犯性の低下、ごみの不法投棄、衛生の悪化、など、様々なことが想定されます。また朽ちた建材によって周辺住人に怪我をさせてしまうこともあるでしょう。

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